川のテラスコート

3人の子供と父で暮らしています。子供が学校行っている時はトライアスロンのトレーニングしたり、投資したり、友人と食事したり読書したり。

「読書感想」【暗礁】黒川博行著 書評

今回は運送会社を舞台にした警察OBやヤクザの面々との対決になる建設コンサル二宮とヤクザの桑原の活躍。

代打マージャンのアルバイトと思っていたことから始まる、裏金をめぐる様々な動きに翻弄されていく。

 

相変わらずのコンビの会話の面白さとテンポの良さは変わらず、テーマのもとになる下調べがきちんとしているので、違和感なく物語に没頭できる。

 

毎回大きな流れに巻き込まれるものの、2人の機転と才覚で乗り切る様子が痛快。

 

このシリーズ読むのは今のところ3作目だけど、どれも面白い。

 

 

暗礁〈上〉 (幻冬舎文庫)

暗礁〈上〉 (幻冬舎文庫)

 

 

 

暗礁〈下〉 (幻冬舎文庫)

暗礁〈下〉 (幻冬舎文庫)

 

 

 

「読書感想」【時が見下ろす町】長岡弘樹著 書評

ある町で起こったミステリーの短編集。

 

どれも短編でありながら、著者らしくうまくミステリーに仕上げている。

どうしても設定に無理があったり、強引さが目を引く部分はあるけど、わずかな手がかりから一気に結論に持って行く手法はさすが。

上手いと言わざるを得ない。

 

読み応えという点ではかなり物足りなさがあるけど、作品としての出来は良い。

 

 

時が見下ろす町

時が見下ろす町

 

 

「読書感想」[国境] 黒川 博著 書評

疫病神シリーズ。

 

北朝鮮に金を持って逃げた男を追いかける建設コンサル二宮とヤクザの桑原。

よくぞここまで北朝鮮の事を調べて描いていると思わせる、リアル感。

 

スケール大きすぎて無茶苦茶なところはあるけど、それもまた魅力と思わせる次々変わる展開。

スピード感、会話の面白さ、登場人物のキャラなどうまく現実に嵌っているのが魅力。

ボリュームあるけど、一気に読ませる内容で楽しめた。

 

読んでいない過去のシリーズを遡って読み始めてみた。

他の本も読んでみようっと。

 

 

国境 上 (文春文庫)

国境 上 (文春文庫)

 

 

 

国境 下 (文春文庫)

国境 下 (文春文庫)