親は子供達の活躍で泣き、子供は敗戦で泣く
GWは子供の合宿や大会続きでいつもの数倍増しの忙しさ。
ある団体競技をしている子供のチームが大きな公式大会に参加。
今までの練習試合では勝ったり負けたりで、親も子供も純粋に試合を楽しんでいるような状況だったのに、なぜかGW中の大会で子供達の能力が覚醒。
予選突破なんて全く頭になく、みんな決勝トーナメントの日はもう遊ぶ予定入れていたのに、なぜか全勝で予選リーグ突破。
あれよあれよと勝ち進み、まさかのTVインタビューされるまで勝ち進む。
驚くことに、文字通り日ごとに子供って成長することがあるんだんぁ。
親も最初はおしゃべりしながら応援していたのに、決勝トーナメントからは子供が勝つたびに自然と涙が出てしまう。
嬉し涙というよりも、がんばっている姿をみると本当にいつの間にか泣いてしまう。
もちろん子供たちは笑顔で興奮。
最後負け試合では、親は悔し涙を流すことは全くない反面、子供は始めて試合で悔し涙。
これも成長したからこその涙だ。
自分のスポーツの体験だけでなく、子供のスポーツでもこんなに楽しめるのはありがたい。
「読書感想」【秋山善吉工務店】中山 七里著 書評
【回帰 警視庁強行犯係・樋口顕】今野敏著 書評
警視庁強行犯係シリーズ。
大学近くでテロと思われる自動車爆発が起き、死傷者も出る。
警視庁捜査1課と公安との共同で事件の犯人を追いかける。
かって刑事で今は国際テロ組織に関わりがある男も「テロを防ぎたい」と、捜査1課の管理官に接触してくて、公安との関係に悩みながら真相に迫っていく。
いつもの捜査1課の面々に、今回の公安の人物もうまく嵌っている。
読みやすく、主人公のキャラもいつも通りで安定感がある。
展開については、予想から大きく外れるものではなかったが、それでもこのシリーズの一つとして楽しめた。