川のテラスコート

3人の子供と父で暮らしています。子供が学校行っている時はトライアスロンのトレーニングしたり、投資したり、友人と食事したり読書したり。

親は子供達の活躍で泣き、子供は敗戦で泣く

GWは子供の合宿や大会続きでいつもの数倍増しの忙しさ。

 

ある団体競技をしている子供のチームが大きな公式大会に参加。

今までの練習試合では勝ったり負けたりで、親も子供も純粋に試合を楽しんでいるような状況だったのに、なぜかGW中の大会で子供達の能力が覚醒。

予選突破なんて全く頭になく、みんな決勝トーナメントの日はもう遊ぶ予定入れていたのに、なぜか全勝で予選リーグ突破。

 

あれよあれよと勝ち進み、まさかのTVインタビューされるまで勝ち進む。

 

驚くことに、文字通り日ごとに子供って成長することがあるんだんぁ。

 

親も最初はおしゃべりしながら応援していたのに、決勝トーナメントからは子供が勝つたびに自然と涙が出てしまう。

嬉し涙というよりも、がんばっている姿をみると本当にいつの間にか泣いてしまう。

もちろん子供たちは笑顔で興奮。

 

最後負け試合では、親は悔し涙を流すことは全くない反面、子供は始めて試合で悔し涙。

 

これも成長したからこその涙だ。

 

自分のスポーツの体験だけでなく、子供のスポーツでもこんなに楽しめるのはありがたい。

「読書感想」【秋山善吉工務店】中山 七里著 書評

火事で家を失った兄弟は母親と一緒に父親の実家に暮らすことに。

おじいさんは昔気質の頑固な大工。

普段は距離を置いているが、兄弟や母親が困っている時には独自の方法で力を貸す。

 

火事で亡くなった父親は放火で殺されたのではと疑う刑事は、家族の犯罪との疑いを捨てきれずじわじわと迫っていく。

 

家族の人情もの、刑事の事件に迫るミステリー、両方楽しめる。

ラストへの持って行き方に著者の実力を感じる。

 

本作品とは関係ないけど、ずっと中山七里さんって女性だと思い込んでいた。

男性だと知って、このことに一番ビックリ。

 

 

秋山善吉工務店

秋山善吉工務店

 

 

 

【回帰 警視庁強行犯係・樋口顕】今野敏著 書評

警視庁強行犯係シリーズ。

大学近くでテロと思われる自動車爆発が起き、死傷者も出る。

警視庁捜査1課と公安との共同で事件の犯人を追いかける。

 

かって刑事で今は国際テロ組織に関わりがある男も「テロを防ぎたい」と、捜査1課の管理官に接触してくて、公安との関係に悩みながら真相に迫っていく。

 

いつもの捜査1課の面々に、今回の公安の人物もうまく嵌っている。

読みやすく、主人公のキャラもいつも通りで安定感がある。

 

展開については、予想から大きく外れるものではなかったが、それでもこのシリーズの一つとして楽しめた。