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川のテラスコート

3人の子供と父で暮らしています。子供が学校行っている時はトライアスロンのトレーニングしたり、投資したり、友人と食事したり読書したり。

学級閉鎖の楽しみ

真ん中の子供が学級閉鎖で家にいる。 急な決定で困る親も多いみたいだけど、我が家の場合は幸い時間の自由が利くので、子供とじっくり遊べるチャンス。 子供に 「温泉行く?」 「服買いに行く?」 などと誘っているのに、 「先生に絶対遊んだらいけないって…

「読書感想」[天子蒙塵 第二巻] 浅田次郎著 書評

浅田次郎の真骨頂、満州を舞台にした「蒼穹の昴」シリーズ。 1巻の溥儀と周辺人物を中心とした話題から、今回は張作霖亡き後の将軍たちを中心に描く。 「中原の虹」シリーズでの活躍した面々がまたここに蘇って描かれる。 著者はこの時代の小説を描かせたら…

「読書感想」【蜜蜂と遠雷】 恩田陸著 書評

ピアノコンクールを舞台にした青春小説。 面白かった! ジュリアード音楽院のマサル、天才少女だったが母の死をきっかけにピアノから離れていた亜夜、養蜂業の父と移動生活をしていてピアノを持っていない天才塵。 この3人のコンクールを通しての、成長物語…

「読書感想」【土の記(上・下巻)】 高村 薫著 書評

これぞ、高村薫の作品!と言える作品。 過疎地で農業を営む老人。 妻には先立たれ、稲作とお茶づくりに日々の喜びを感じながら淡々と生きる姿を描写していく。 派手さは全くなく、面白いかというとまたちょっと違い、正直前半は読みにくく入り込みにくい。 …

「読書感想」[本バスめぐりん。] 大崎梢著 書評

市役所が運営する図書館巡回バス。 定年後のボランティアとして新人運転手と、若い女性の司書のコンビで巡回する中で出会う人々を描いていく連作短編集。 読みやすく、本好きな作家の気持ちが伝わるような内容。 関係する周辺人物達をもっと詳しく描いてくれ…

「読書感想」【セイレーンの懺悔】 中山 七里著 書評

少女の殺人事件に関係し、不祥事続きのTV局の取材メンバーが挽回のスクープを狙う。 謎めいた殺人、友人関係、警察捜査、誤報など設定としては中々読ませて、後半まで一気に持って行く。 ただ、ラストに近づくにつれ、 「これはない」 のオンパレードで、せ…

「読書感想」【クローバーナイト】 辻村深月著 書評

保育園児の子供を持つ夫婦のママ友、親との関係、お受験などの出来事と日常を描く。 実際子育てをしていると 「あー、こんな事あるよね」 という事が、ここまで大げさでなくても実感として感じられる数々。 特にママ友ネットワークの不思議については共感。 …

「読書感想」【ポイズンドーター・ホーリーマザー】 湊 かなえ著 書評

ある出来事に対して自分が思っている感情と人が思っている感情って異なっている点を描きながら、嫌な感じのミステリーに仕上げる湊かなえの真骨頂。 短編集だけに、なかなか人の心をえぐるようなグロさは描き切れないものに、著者らしひ切り口でどれも読ませ…

「読書感想」【四月になれば彼女は】 川村 元気著 書評

結婚を決めていた男の元に、学生時代付き合っていた彼女から手紙が届く。 当時の記憶を呼び起こしながら、結婚式が迫る中、彼女、彼女の妹、同僚の女性などにそれぞれ訪れる転機。 愛を探す物語ではあるが、どうもどこかで見たような内容で期待ほどには盛り…

「読書感想」【天子蒙塵 第一巻】 浅田 次郎著 書評

満州国皇帝溥儀と側室文繍を中心に、当時の中国の人間模様を描く。 「蒼穹の昴」で出ていた春児や張作霖なども随所に登場し、なつかしさと共に当時の激動の時代に生きるそれぞれの立場の人物達にスポットライトを当てていく。 浅田次郎のこの蒼穹の昴シリー…

親子とも通常運転に

子供が今日から学校へ行き、やっと親も日常に戻る。 今日から仕事を始めることに。 この週末も大会続きで忙しかったけど、この忙しい冬休みもあと何年かなのかなと思うとちょっと寂しさも。 結局昨日の夜まで宿題終わっていなかったとか言って、大会後で眠い…

快適空間から飛び出そう

年末年始、色々な人と飲み食いした。 我が家で飲んだり、手料理持ち寄ったり、毎年恒例のお店に集まったり。 普段、わりと距離感近い人と飲むことが多いけど、やっぱり色々な人と会うと刺激がある。 仕事関係で飲むことはもう全く興味ないしまずないけど、子…

「読書感想」【罪の声】 塩田 武士著 書評

グリコ森永事件をベースにしたフィクション。 年末特集で31年の未解決事件を取り上げることになった新聞記者と、ふとしたことから交友がなかった叔父が事件に関わっている疑いを持った男が真実に近づいていく。 これまで明らかになっている事件の事実をベー…

「読書感想」【慈雨】 柚月 裕子著 書評

群馬県警を退職し、お遍路に旅経った元刑事は幼女殺害事件の報道を知り、16年前の自分が担当した事件との類似点に胸がざわつく。 その16年前の事件は解決し、犯人も獄中にいるから彼が今回の犯人の訳はない。 後輩刑事から事件の概要を聞きながら、お遍路の…

「読書感想」【ストロベリーライフ】 荻原 浩著 書評

イチゴ農家を舞台にしたお仕事小説。 主人公は都内でデザイナーとして独立していたが、仕事が激減。 そのタイミングで父親が倒れ、やむなく生育中のイチゴの出荷作業を手伝う事から、次々イチゴ農家としての日々の仕事に追われ、仕方なく都内での生活から静…

「読書感想」【告白の余白】 下村 敦史著 書評

自殺した双子の兄の死に至った理由を探るために、最後にいた京都に向かう主人公。 兄が付き合っていた京都の女性の言葉の裏の意味に振り回され、何が真実が全く近づくことが出来ない。 嫌味や皮肉が飛び交う京都の人々の間で翻弄され、真相に迫ったと思うと…

「読書感想」【継続捜査ゼミ】 今野 敏著 書評

警察学校校長を経て退官し、女子大学教授としてゼミを持つ元刑事。 ゼミでは実際の未解決事件を題材に、事件の真相に迫る。 警察モノを数多く描く今野敏でも大学教授、及びゼミ生が主人公で事件に迫るスタイルは今までになく、特徴出している。 現実的にはち…

持参手料理で垣間見れる個性

昨晩は手料理持ち寄りで、子供含めて我が家で忘年会。 親子ともども盛り上がって、日付超えるまで話題が尽きなかった。 それぞれ色々な料理を持って来てくれたけど、普段の立ち振る舞いからは想像できない繊細な料理を作ってきてくれたり、子供向けの得意料…

サンタが報われる日

今年も末っ子は、サンタのプレゼント貰って起き掛けに満面も笑みだった。 この笑顔で癒される。 薄々サンタの正体は知っている感じだけど、絶対に親には言ってこない。 サンタの正体が分かった瞬間、プレゼントがなくなることを恐れているからだと思われる。…

我が家で忘年会

子供絡みで、数家族が明日我が家に来て忘年会をすることに急きょ決定。 宅飲みなら子供たちいくらうるさくしても良いし、時間も気にならないし気楽。 たまに人が来てくれると、目が付くところだけでも少し綺麗にするかと思うので、これはこれで有意義な機会…

「読書感想」【クランクイン】 相場 英雄著 書評

ベストセラー小説を映画化するのに担当になった広告代理店勤務の主人公。 癖のある原作者を始め、イチから映画製作について学んでいく。 映画に関連する物語自体は、登場人物もキャラが立っていて面白い。 ただ平行して進む、主人公の母親に関する謎解きが完…

大病後の心の変化

来週同級生と忘年会をするのに、幹事として最近色々な人に連絡を取っていた。 毎年規模は大きくならない範囲で気楽に集まって飲んでいるけど、年齢からして 「いつか飲もう!」 なんて言っていると、あっという間に時間がたってもう一生会えなくなるかもしれ…

子育ての未解決で放置する大事さ

週末末っ子の大会応援に行った後、珍しく何かモヤモヤした気持ちになっていた。 末っ子の場合は、スポーツは楽しんでやってくれれば良いと思っているので、勝ち負けはそんなに気にはならない。 でも何でこんなにモヤモヤしていたのかはっきり自分でも分から…

あさイチ 女性リアル「オンナ×働く」への共感と違和感

子供を学校に送り出して、朝ドラの後のあさイチをそのまま流していたら、興味を惹かれて3本ローラーでバイクトレーニングしながら見続けた。 父親という異なった立場でも、主に子供絡みの部分で共感する部分は多かった。 「仕事しながらの子育てで、子供にき…

「読書感想」【七十歳死亡法案、可決】 垣谷 美雨著 書評

日本の医療費負担増で破たんが近い状況を打開するため、70歳で死ななければならないという法案が可決される。 2年後の施行を前に、該当する祖母、介護に疲れている妻、一流大学を卒業後引きこもっている息子、自分勝手な夫などで構成される家族の変わりよう…

「読書感想」【幸せのプチ ――町の名は琥珀】 朱川 湊人著 書評

朱川湊人らしい、ノスタルジーあふれる展開で登場人物達の心情にじんわりくる作品でおすすめ。 舞台は都内の下町の架空の琥珀という町。 そこで暮らす人々の日常に起こる出来事に、少しの偶然と奇跡が起こり、一定の時間が過ぎて思い出に変わっていく。 本当…

「読書感想」【デトロイト美術館の奇跡】 原田 マハ著 書評

財政難で市が運営するデトロイト美術館の作品が売却される危機に、地域の住人を始めとする人々の動きで作品を守る。 事実に基づいているらしいけど、エピソード自体も平凡で物語の厚みがなくあっさり進む。 正直人物にも、設定にも魅力がもうひとつ感じられ…

子供の言い分を聞く前に叱って反省

学校から帰ってきたらすぐに子供を連れて出かける用事があったので待っていたのに、いつまで待っても帰ってこない。 今までもすっかり予定を忘れて、寄り道して来ること多いので、 (また、予定忘れているな…) と思いながらも、もうすっかりギリギリの時間…

「読書感想」 【私の幽霊 ニーチェ女史の常識外事件簿】 朱川湊人著 書評

雑誌編集者の女性の周りに現れる不思議現象。 自分の幽霊だったり、アジサイが自分で歩いたりと不思議な事が起こるたびに、研究者と一緒に謎を解明していく。 朱川湊人らしいいつものノスタルジー路線とは違う作品で、戸惑う。 謎の解決としてはまあ不思議現…

「読書感想」【マチネの終わりに 】 平野 啓一郎著 書評

著名なギタリストが、世界を飛び回る通信社の女性記者に一目で夢中になる。 お互いにすぐに惹かれあい、女性は婚約者と別れギタリストとの結婚が近いと思われる中、少しの出来事の違いから道がすれ違っていく。 上品な恋愛小説で良い。 肝心な分岐点で多少偶…

「読書感想」【農ガール、農ライフ】 垣谷美雨著 書評

突然同棲していた彼氏から振られ、なぜか農業を目指す事になる女性が主人公。 農業にまつわる各種問題を取り上げながら、テンポよく物語は進み面白い。 農業学校 で学び意気揚々と農業に取り組もうと思う目の前に立ちふさがる、農地問題などに奮闘する具体的…

「読書感想」【なんでわざわざ中年体育】 角田 光代著 書評

主にマラソンについて描くエッセイ。 個人的に走っているので、「分かる、分かる!」と楽しく読めた。 週末雨が降ると長距離走らなくて済むとホッとする気持ちとかすごく共感。 一人旅のエッセイ「いつも旅のなか」とか「世界中で迷子になって」や、今回の内…

「読書感想」【壁の男】 貫井 徳郎著 書評

貫井徳郎らしい表面には現れない人間の奥底を描く作品。 田舎町で自宅だけでなく、近所の家に下手な絵を描く男。 その男が描く絵が町全体のアートとして人気を博し、観光客がやってくるようになる。 彼は何故下手な絵を描くのか。 フリーライターの取材の時…

「読書感想」【氷の轍】 桜木 紫乃著 書評

著者のいつもの設定舞台、北海道東部を中心とした人間模様を描く。 生涯独身だった札幌のタクシー運転手が釧路で殺される。 殺された理由を探るうちに、わずかな釧路で暮らす人物との接点が見えてきて、過去のつらい出来事が明らかになってくる。 いつものよ…

「読書感想」【犯罪小説集】 吉田 修一著 書評

平凡に暮らしていた人物がいつの間にか犯罪者となってしまう短編集。 どの話もモデルとなる実際の事件を元に脚色していると思われ、それぞれの話で実際の事件の人物と被る部分が出てくる。 もちろん事実とは異なる部分が描かれるわけだが、大王製紙のギャン…

「読書感想」【陸王】 池井戸潤著 書評

池井戸潤王道の展開で話は展開し安定した内容で面白かった。 新規事業に現れるライバルメーカー、金融機関の冷たい対応、従業員、周囲の人たちの協力で乗り越えていく展開と、まさにいつものパターンではあるけど安心して読み進める。 安定している反面、大…

「読書感想」【キリンビール高知支店の奇跡】  田村潤著 書評

営業教本的な内容なんだけど、内容的には平凡で目新しい事はなかった。 リーダーが変わると組織が変わることはよくあるけど、この場合は今までやることをやっていなかったのを普通にやっただけの感じ。 まあそれをやらせたリーダーはさすがとも言えるけど。 …

「読書感想」【白衣の嘘】 長岡 弘樹著

主に医療関係者を描く短編ミステリー。 どれも長岡弘樹らしいヒネリが効いていて、ミステリー作品の出来としては素晴らしい。 ただ、人間の実際の心理としてはそんな簡単に割り切れないというか、心変わりしないよな・・・と思ってしまうほど綺麗に纏まり過…

「読書感想」【ヴィジョンズ】 宮部みゆき著 他 書評

SFアンソロジー7作品。 どれもSF作品では知られた人達だけど、初めて作品を読む作家も若干。 アンソロジーの良さは普段手に取らない作家の作品も読める事。 どの作品もSFとしては及第点だとは思うけど、残念ながら今後も読んでみようと思う未読の作家はいな…

「読書感想」【私はいったい、何と闘っているのか】 つぶやきシロー著 書評

ローカルチェーンスーパーの主任が主人公。 人の良さが災いして、周囲の人には便利に使われる。 ついに店長に手が届きそうな場面が何度かあるが、そのたびにこっそり周囲に足を引っ張られる。 それでも前向きな主人公と、ラストの家族の様子に救われる。 つ…

「読書感想」【すみなれたからだで】 窪美澄著 書評

様々な立場の人達の日常の一部を切り取り生きている瞬間を描く。 立場が違うバラエティ感のある人々を描いている点は良いが、短編のせかどれも感情移入する間もなく終わってしまい読了後に残らない。 窪美澄はエロさを感じさせない性描写が得意な人だけど、…

子供と親のスポーツの関わり方

週末は子供も含めての少年団の懇親会。 同級生だけなので、親同士も割とこじんまりとした中でみんなすぐに親しくなる。 既に何度も飲み会しているので、雰囲気もくだけているし、父親、母親関係なく参加している。 仕事や年代もバラバラなのだけど、子供が同…

ドキュメント72時間でのシングル家庭を見て思い出す

今回のドキュメント72時間を見て、色々昔の事を思い出した。 「真夜中の保育園」 福岡中州の認可保育園を舞台にした内容で、シングル家庭のお父さんやお母さんが 「自分が子供だったら一人親だったら親が家にいてほしい」 「子供を幸せにしてあげたい」 など…

「読書感想」【硝子の太陽R-ルージュ】 誉田哲也著 書評

姫川班シリーズ。 過去に起こった家族一家惨殺事件とどうような事件が起こり、姫川班が担当。 事件の解決が見えない中、一見関係ない別事件に応援として入ることになり、解決への糸口が出てくる。 いつもの姫川班の面々が特徴的で良いし、何より天敵のガンテ…

「読書感想」【赤い刻印】 長岡 弘樹著 書評

長岡弘樹らしい、日常に起こりうるちょっと苦し気な話を展開しながら、巧妙な伏線を張っている物語の短編集。 派手さはないが、どの作品も上手いと思わせる。 ただ短編だけに、読了後の満足度が高まらないのは残念。 もっとボリュームあった作品で展開してく…

「読書感想」【明るい夜に出かけて】 佐藤多佳子著 書評

大学を休学してコンビニで働くラジオが好きな男性が主人公。 女性に対するトラウマがあるが、コンビニに来る変わった女子高生が同じラジオ番組好きのコアなリスナーであると気が付き、周囲との関係がすこしづつ変わっていく。 実際のアルゴアンドピースのラ…

「読書感想」【ヴァラエティ 】 奥田 英朗著 書評

昔の短編集と対談。 あまり短編のイメージないけど、どれも面白い。 個人的には「ドライブ・イン・サマー」が好き。 「おれは社長だ!」ももっとこの先が読みたい。 対談読んでみると、奥田さんは作家として色がつくのを嫌うのが分かった。 初期のミステリー…

「読書感想」【望み】 雫井脩介著 書評

高校生の息子が無断外泊で2日帰らないタイミングで、高校生が殺される事件が発生。 息子は被害者なのか、加害者なのか。 建築士として活躍する父親は仕事への影響を懸念し、母親は加害者であっても生きていてほしいとの思い、受験を控える娘の困惑。 心理描…

「読書感想」【ヒポクラテスの憂鬱】 中山七里著 書評

前作に続き、浦和医大法医学部での司法解剖によって、事件の真実に迫っていく。 県警捜査一課の面々、法医学教室の面々も変わらずでキャラクターが活きている。 新米助教が活躍仕出し、今後も期待できる。 今後も続くシリーズと思われるが、下手な恋愛シーン…

「読書感想」【女子的生活】 坂木 司著 書評

女性として生きる男性が主人公。 東京に出てきてアパレル業界で働きながら、完全に女性心理で生き生きと生きている。 今までの著者のテイストとは全く違って意外だけど、テンポ良く展開して、登場人物達も個性豊かで楽しめる。 よくこんなに女性目線で描ける…