ストックホルムで言語学者として勤務する恋人に会いに行ったカメラマン。
彼の目の前で、彼女の勤務先が爆破され、彼女が逃げ去るのを目撃。
なぜか連絡を絶った彼女を追跡すると同時に、彼女が持ち去ったある文字板を追う亡国の民でラグーンが追いかける。
海外作家が描くようなスケール大きく、個人的には好きな展開のアクションミステリー。
ただ主人公の男性が、007のような魅力でもなく、平凡で特徴ない人物で共感を得るわけでもなく、単なるワガママな男として行動するだけで魅力が全くないのが残念すぎる。
ストーリー自体は面白いので、今後に期待。
主人公を何とかすれば、読み応えある物語になりそうな感じはあるのに…