「読書感想」【亡者たちの切り札】 藤田宜永著
バブル後の時代で描くハードボイルド。
バブル後会社を倒産させて借金を背負った男が、身近な人の殺人事件と友人の娘の誘拐事件に巻き込まれる。
事件の真相に迫ろうと動くが、そのために別な真実が露わになる。
うーむハードボイルドって、どうしてこうご都合主義のオンパレードになってしまうんだろうか。
登場人物達はそれぞれ個性あり、背景も悪くないが、肝心の物語があり得ない展開のオンパレードで面白さが半減。
大昔はハードボイルドが面白かった時期もあるけど、もう面白いこの手の作品に出合った記憶がない…