「読書感想」【罪の終わり】 東山 彰良著
小惑星が衝突し、混沌とした世界となった未来のアメリカ。
冷え切った世界に食料はなく人肉を食す人々の罪を清める黒騎士が、いつの間にかキリスト的に伝説となっていく。
かなり練り上げられたストーリーで、嵌る人には嵌る。
ただ万人受けはし難い。
ハリウッドだと映画になりそうな面白さではある。
人間の深い部分にある魂をえぐりだすようなストーリー仕立ては筆者の筆力を強く感じさせる。
読み応えあり。
小惑星が衝突し、混沌とした世界となった未来のアメリカ。
冷え切った世界に食料はなく人肉を食す人々の罪を清める黒騎士が、いつの間にかキリスト的に伝説となっていく。
かなり練り上げられたストーリーで、嵌る人には嵌る。
ただ万人受けはし難い。
ハリウッドだと映画になりそうな面白さではある。
人間の深い部分にある魂をえぐりだすようなストーリー仕立ては筆者の筆力を強く感じさせる。
読み応えあり。