川のテラスコート

3人の子供と父で暮らしています。子供が学校行っている時はトライアスロンのトレーニングしたり、投資したり、友人と食事したり読書したり。

「読書感想」【望み】 雫井脩介著 書評

高校生の息子が無断外泊で2日帰らないタイミングで、高校生が殺される事件が発生。

息子は被害者なのか、加害者なのか。

 

建築士として活躍する父親は仕事への影響を懸念し、母親は加害者であっても生きていてほしいとの思い、受験を控える娘の困惑。

 

心理描写がうまく、さすが雫井脩介はこの手の胸が苦しくなるようなストーリーを描かせると圧倒的。

少年犯罪を舞台に家族の葛藤描写が素晴らしい。

 

望み

望み