2016-11-08 「読書感想」【望み】 雫井脩介著 書評 読書 高校生の息子が無断外泊で2日帰らないタイミングで、高校生が殺される事件が発生。 息子は被害者なのか、加害者なのか。 建築士として活躍する父親は仕事への影響を懸念し、母親は加害者であっても生きていてほしいとの思い、受験を控える娘の困惑。 心理描写がうまく、さすが雫井脩介はこの手の胸が苦しくなるようなストーリーを描かせると圧倒的。 少年犯罪を舞台に家族の葛藤描写が素晴らしい。 望み 作者: 雫井脩介 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2016/09/05 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る