川のテラスコート

3人の子供と父で暮らしています。子供が学校行っている時はトライアスロンのトレーニングしたり、投資したり、友人と食事したり読書したり。

「読書感想」【マチネの終わりに 】 平野 啓一郎著 書評

著名なギタリストが、世界を飛び回る通信社の女性記者に一目で夢中になる。

お互いにすぐに惹かれあい、女性は婚約者と別れギタリストとの結婚が近いと思われる中、少しの出来事の違いから道がすれ違っていく。

 

上品な恋愛小説で良い。

 

肝心な分岐点で多少偶然に頼り過ぎな部分はあったが、それでも全体的に雰囲気崩すことなく、物語は展開していく。

 

実際の出来事ともうまく絡ませ、登場人物の心の動きも違和感なく展開する。

 

丁寧に書かれた恋愛小説であった。

 

 

マチネの終わりに

マチネの終わりに