大病後の心の変化
来週同級生と忘年会をするのに、幹事として最近色々な人に連絡を取っていた。
毎年規模は大きくならない範囲で気楽に集まって飲んでいるけど、年齢からして
「いつか飲もう!」
なんて言っていると、あっという間に時間がたってもう一生会えなくなるかもしれないので、強制的に年1回は集まろうと話している。
今年は今までの同じクラスのメンバーからちょっと広げようと、周囲の人に声かけたら最近の状況を知らない人達のその後を少しずつ耳に入って来る。
命に関わる手術をした人も何名か。
そして今は元気ではあるけど大病した人は、やっぱり会える時に色々な人に会っておきたいという思いが強いみたい。
今まで全然集まりには参加した事ない彼らや、縁が薄かった人も男女関係なく積極的に参加表明してくれている。
仲の良いメンバーだけで飲むのも良いけど、たまには一時期を共に過ごしたけど今は疎遠になっている人達とまた再開できるのは楽しみ。
若い時は時間は無限にあると思っていたけど、まだ何十年も生きるにしても近頃は積極的に会う機会を作らないともう会う機会限られるという思いが強い。
集まった席ではもう20代、30代と違って、仕事の成果や出世などを誇ったり、海外での活躍や結婚したとかしないとか人と比べる内容を話すような人はいない。
全くいないとは言わないけど、未だにそんなこと言っている人はどうかと思うし、仲が良いからこそ気が付いてほしい。
もうそんな事より、自分の人生を有意義に過ごす事が大事と気が付いている人が増えている。