川のテラスコート

3人の子供と父で暮らしています。子供が学校行っている時はトライアスロンのトレーニングしたり、投資したり、友人と食事したり読書したり。

「読書感想」【セイレーンの懺悔】 中山 七里著 書評

少女の殺人事件に関係し、不祥事続きのTV局の取材メンバーが挽回のスクープを狙う。

 

謎めいた殺人、友人関係、警察捜査、誤報など設定としては中々読ませて、後半まで一気に持って行く。

ただ、ラストに近づくにつれ、

「これはない」

のオンパレードで、せっかく盛り上がった内容が台無し。

 

中山七里って本当にこのパターン多いんだよな。

途中までいつも面白いのに、肝心の部分が唐突だったり、設定に無理があったり。

ミステリーとしてはイマイチ。

報道モラルとか、家族や友人との関係との描き方はありがちではあるが、悪くはないのだけど残念。

 

 

セイレーンの懺悔

セイレーンの懺悔