「読書感想」【脇坂副署長の長い一日】 真保 裕一著 書評
警察署副署長のドタバタ活躍を描くミステリー。
アイドルの1日署長の日に合わせて、部下の失踪、息子のトラブル、アイドルの薬物疑惑など次々起こる出来事。
一つに対応していると、次々に連鎖する出来事が起こり振り回される副署長に段々気持ちが同化していきテンポ良くよく物語が進む。
だれることなく最後まで惹きつけた物語で、一気読み。
真保裕一の作品らしい単純に楽しめる物語だった。
別々な出来事が最後にすべて一つに収束していく過程も見事。