2017-02-02 「読書感想」【脱・限界集落株式会社】 黒野 伸一著 書評 読書 「限界集落株式会社」の続編。 田舎に大型ショッピングモールが完成し、地元駅前商店街の行方に暗雲。 地域密着の交流をキーワードに、大手資本に立ち向かう姿を描く。 前作同様、中央資本対限界集落、賛成住民対反対住民の動きの中で、それぞれの立場で地域を愛するあるいは地域に染まっていく若者などが活躍。 人に頼りにされることによって、成長していく若者達の姿が良い。 予定通りの展開ではあるが、こういうスカッとする物語は好き。 明るい気持ちになれる作品で、前作に続いてオススメ。 脱・限界集落株式会社 (小学館文庫) 作者: 黒野伸一 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/11/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る