2017-05-09 「読書感想」【錆びた太陽】恩田陸著 書評 読書 将来の日本の放射能に汚染された地区で働く、ヒューマン型ロボット。 そこに謎の人間が調査にやってくる。 人間に従わあるを得ないロボットは指示に従うが、その過程でゾンビの反乱も予想され、また政府の隠れた実態も明らかになっていく。 うーん、恩田陸って本当に幅広い作品描く。 SFミステリー的小説ではあるんだけど、とっつきにくさは全くなく、ひそからメッセージを盛り込みながら物語は軽快に進む。 「蜜蜂と遠雷」が好きで期待する人にはちょっと向かないけど、これも著者らしい作品のひとつ。 錆びた太陽 作者: 恩田 陸 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2017/03/31 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る