2017-05-18 「読書感想」【危険なビーナス】東野 圭吾著 書評 読書 シアトルにいた疎遠の弟が失踪し、いつのまにか弟と結婚した妻が突然現れる。 妻は失踪した原因が資産家である旦那の一族が関係していると考え、兄に協力をもとめ資産家一家に探りを入れていく。 始めの展開は期待大きく、読みやすさもあって楽しめるが、ラストは期待はずれ。 伏線の回収はまずまずだが、それぞれのキャラも生かし切れておらず、モヤモヤ感が残る。 まあでも東野圭吾の本来の面白さはないののの「脳」についての大胆な展開は著者の得意とする展開でありながら難しくなく、気楽に読める1冊ではある。 危険なビーナス 作者: 東野圭吾 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/08/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (7件) を見る