スポーツの壁にぶつかる子供
あるスポーツを続けている子供が、環境が変わって壁にぶつかっている。
新しいコーチや、練習メニュー、大会での結果などすべてが今は面白くない模様。
今までも練習行くの嫌な時期はあったけど、今回ははっきりと口にだして
「もう、イヤ」
と言っている。
親としてどう接するべきか考える。
今までのようなとりあえず、嫌がっている程度なら、励まして続けさせる方向なんだけど、本当にイヤであるなら無理強いしてもしょうがないかな…と思いも生じてきている。
これが対した結果を残しているわけでなければ、親としてもあっさりと
「じゃあ、別な事やれば」
と気軽に言えるのだけど、幸か不幸かそれなりの結果をだしており、今後も活躍次第ではもう一段レベルの高いところで活躍できそうな位置のため、簡単に方向転換を薦められない。
頭の中では、(子供がやりたいようにやらせるしかない)とは理解しているんだけど、
(本当にここで辞めて後悔しないのだろうか)という思いを消し去ることが出来ない。
もうとことんやって
「引退する!」
ということなら、親子とも納得できるけど、まだそこまで本気を出しているとは思えない。
細かい理由としては
(辞め癖つけてほしくないな)
(ここまでがんばったのだから、もう少し上を目指してもいいのでは)
とかも頭をよぎる。
でも何だかんだ言っても、最終的には子供が後悔しない道なら、どんな結論でも受け入れるけど。
自分(親)の能力からすれば、もう十分すぎる結果をだしているけど、それだけによくばってしまうところはある。
親の気持ちを押し付ける事だけはしないように気を付けて、最後は子供に決断させないと。
また将来道が変わっても良いわけだし。