2017-08-18 「読書感想」【デンジャラス】桐野 夏生著 書評 読書 谷崎潤一郎と彼の周りの女性たちを、桐野夏生が描く。 女性を描くと抜群の輝きを持たせる桐野氏だが、今回の登場人物達はもうひとつ魅力が伝わらず。 それでもいつもの通りの筆力で、女性の怖さは充分伝わる。 谷崎潤一郎を読み込んでいる人ならば、もっと楽しめるのだと思う。 デンジャラス 作者: 桐野夏生 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2017/06/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る