「読書感想」【荒野に立てば: 十字路が見える】北方 謙三著 書評
北方謙三のエッセイ。
著者の人生が垣間見れる内容。
軽く読めるものから、じっくり読ませるものまで、色々な姿が伝わって来る。
特に海外での経験が独自すぎて、もっと海外の辺境話を中心に読みたくなる。
なんか若い時の自分と違って辺鄙な旅はとんとご無沙汰で、ここしばらく海外と行っても普通に現地でホテルを探せてしまっている行動しているのが、無性に焦る気分になって来る。
釣りや酒や映画の話も造形が深い。
元気な人だなぁ。