2017-10-25 「読書感想」【風神雷神 風の章】柳 広司著 書評 読書 国宝の風神雷神図屏風を描いた、宗達の物語。 本作では「俵屋」の後を継ぐまでを描く。 幼馴染の角倉与一、紙屋宗二との関係から、大きく飛躍するまでの人生が舞台。 柳広司が題材とするのはちょっと意外だったけど、主人公の魅力は伝わって来る。 ただ、歴史的な重みという点では、もうひとつ伝わり方が薄い感じで、扱う題材の割には重厚感が薄くてあっさり風味。 風神雷神 風の章 作者: 柳広司 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/08/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る