外事二課 ソトニシリーズの諜報ミステリー。
今回が一番面白く読み応えあり。
また現実かフィクションなのか今日本で起きている事と、北朝鮮の現実がリアルに描かれている。
日本国内に根を張って生活しているスリーパー工作員。
それを追う公安や、主人公達元公安外事二課のメンバー達の活躍。
登場人物達を複雑に絡めて、最後までどういう展開になるのか、誰が誰とと名がっているのか分からない。
表に出てこない現実として、実際こんな事が起こっているのでは思わせる筆力。
伏線のちりばめからや、スケールの大きさなどシリーズ3作目にして大化けした感じ。
ちょっと気になるラストだけど、是非このシリーズは続けてほしい。