「読書感想」【波濤の城】五十嵐貴久著 書評
女性消防士が活躍シリーズで今回は大型客船での火災が舞台のパニック小説。
沈没前に何とか逃げようとする緊迫感はそれなりにあるが、どうも2番煎じで入り込めず。
実際に船がトラブルになるまでの人間模様の描き方も平凡すぎて、登場人物が良くも悪くも魅力がない。
シリーズ1作目のビル火災を描く「炎の塔」は面白かっただけに残念。
もう1作地下鉄シリーズが続くらしいけど、このマンネリ化を抜け出さないとあまり期待できないかも。
女性消防士が活躍シリーズで今回は大型客船での火災が舞台のパニック小説。
沈没前に何とか逃げようとする緊迫感はそれなりにあるが、どうも2番煎じで入り込めず。
実際に船がトラブルになるまでの人間模様の描き方も平凡すぎて、登場人物が良くも悪くも魅力がない。
シリーズ1作目のビル火災を描く「炎の塔」は面白かっただけに残念。
もう1作地下鉄シリーズが続くらしいけど、このマンネリ化を抜け出さないとあまり期待できないかも。