2017-11-27 「読書感想」【ワルツを踊ろう】中山七里著 書評 読書 外資系企業をリストラされた男が父親が残した故郷の限界集落に移り住む。 昔育った地域とはいえ、今や7世帯の老人だけの村人がいる携帯も県外の村。 好奇心丸出しの住人達へ溶け込もうとするが、やることなす事うまく行かず、村人からは疎外され、段々と閉鎖社会に気持ちが折れていく。 うーん、途中迄はどうなるか気になる展開ですすむけど、ラストは何だかな…という終わり方だった。 過疎化への現実の不安と、溶け込むむずかしさの表現などは著者の読ませる部分はあるけど、正直中山七里の作品としては読み応えない。 ワルツを踊ろう 作者: 中山七里 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2017/09/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る