2018-01-05 「読書感想」【ホワイトラビット】伊坂幸太郎著 書評 読書 いつもの仙台を舞台にした、立てもこもりを舞台にしたミステリー。 何気ない会話と思わせて、後で伏線だったと思わせる数々はさすが伊坂幸太郎の得意のするところ。 著者の作品ではおなじみの黒澤が中心に描かれてはいるが、全体出来にはいつもの黒澤の活躍を楽しむというよりは、ストーリー的には安定感ある反面、きれいに展開しすぎてあっさり終わってしまう感じも強い。 くせが強くないので、誰でも伊坂作品として楽しめる一冊。 ホワイトラビット 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/12/22 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る