老スパイを中心に、スパイに憧れるニートも参加し、誰が裏切者で、どんな背景があるのか分からないまま、いきなりスパイ同士の殺し合いが始まる。
次々予想のつかない展開で、全員の立ち位置がコロコロかわり、ストーリーに飽きさせず、最後迄面白い!
本当に最近駄作続きの大沢在昌作品かと思う、予想を裏切る面白さ。
毎回がっかりさせられながらも諦めずに読み続けて良かったよ、この作家。
ただ本格的なスパイものとは全く違う、登場人物達と背景を疾走感とともに楽しむ物語。
読み物よりも、映像も方が好みの人も多くなりそうな作品。
個人的にはもっとシリーズとして続いてほしい位面白かった。