「読書感想」【棲月: 隠蔽捜査7】今野敏著 書評
隠蔽捜査シリーズ。
鉄道会社のシステムと銀行システムがダウンし、大森署署長の竜崎は署員を送り込む。
また管内でリンチと思われる少年の殺人事件も同時に発生し、大森署に帳場が立つ。
いつもの通り、原理原則を通す署長に対して、警視庁本部の面々は振り回されながら、大森署は事件解決に奔走する。
マンネリ化といかいつものパターン化した展開ではあるけど、登場人物達も含めて、それがこのシリーズの良さ。
次回からは、環境が変わっての展開になり、また新しい人間関係が始まると思われるが、それも含めて楽しみなシリーズ。