2018-10-17 「読書感想」【魔力の胎動】東野圭吾著 書評 読書 風の動きなど自然現象を現場で予知できる少女。 スキージャンパーへ最適なスタートのタイミングを指示したりとちょっと異次元の能力を発揮して、誰かの助けになる。 うーん、それぞれ独立した短編だからしょうがないのかもしれないが、登場人物達のつながりの必然性もなく、物語も今後の展開が期待できないあっさりした終わり方。 最後の魔力の胎動もパンチ不足。 「ラプラスの魔女」の前段階と言われても... 流体学など理系ならではの東野作品らしさはあるものの、作品としては消化不良。 魔力の胎動 作者: 東野圭吾 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/03/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る