川のテラスコート

3人の子供と父で暮らしています。子供が学校行っている時はトライアスロンのトレーニングしたり、投資したり、友人と食事したり読書したり。

「読書感想」【BUTTER】柚木 麻子著 書評

年配男性と次々付き合い、金を奪って殺した罪で服役中の女「梶井」。

梶井の独占取材を目指し、週刊誌の女性記者が接触していく。

太って醜い梶井の関心を得るために、節制していた記者は梶井の人生をなぞるようにバターたっぷりの料理の数々を食し、それを共有することによって梶井の内面に迫っていく。

 

これは面白い!

木嶋佳苗事件をモデルに、丁寧な料理描写の数々だけにとどまらず、女性記者と親友の関係から浮かび上がらせるジェンダー論、女性自身や周囲の人物の家族の問題も絡めて過去のトラウマからの脱出への道筋のつけ方など、複数の視点で構成されている。

 

下調べ綿密な料理描写の数々は、ちょっと食傷気味でしつこいが、まあこの物語の根幹をなすものなので必要か。

 

柚木麻子の作品は好きだけど、この作品はちょっと今までの殻をやぶった感じ。

 

 

BUTTER

BUTTER

 

 

 

 

「読書感想」【国家とハイエナ】黒木 亮著 書評

相変わらずの丁寧な取材とリアルな描写で、ハイエナファインド、破たん国家、国際NGOの金融対決を描いていく。

 

少し昔の話から、現代までのなかなか一般には知られていない金融事情を丁寧に追いかけながら、金の亡者たちとの闘いが面白い。

 

金融分野に興味がないと、ボリュームもありとても耐えられないとはおもうけど、金融への興味さえクリアできれば、読み進めていけば物語としてもすこぶる魅力的。

 

現実にそった物語で、スケールの大きい話が繰り広げられる。

 

国際金融を舞台にした物語では今は黒木亮が一番面白い。

 

 

国家とハイエナ

国家とハイエナ

 

 

続・スポーツの壁にぶつかる子供

しばらく続けていたスポーツへのモチベーションがかなり下がっていた子供。

 

本当にイヤなら辞めても良いけど、悔いのないようにしてほしいと思っていたけど、ここごく最近はちょっとモチベーション上がってきている様子。

 

理由は多分2つ。

 

1つは、子供に内緒でコーチに電話して、一度話してみてくれと依頼。

 

どんな内容で話しをしたかは、子供からもコーチからも聞いていないけど、気にかけられているというのは多少伝わった模様。

 

2つめは、総体での結果。

 

上級生に混じって結果を出せて、優勝、入賞を量産したことで、うれしさと同時にやる気もアップした感じ。

 

でもまだ完全復活ではなさそうなので、また何らかのタイミングで元に戻る可能性もある。

親としては、まだまだ可能性を感じるけど、無理強いすることないように気を付けないと。

 

子供の人生の彩豊かにするためには、嫌いになっては元も子もないけど、スポーツ自体はずっと続けてほしい。