2018-11-13 「読書感想」【宇喜多の楽土】木下 昌輝著 書評 読書 宇喜多尚直家の息子の秀家を描く。 豊臣秀吉の信任を受けて、毛利の盾となり、また数々の戦の全面に立ち宇喜多家のために流れに逆らって生きていく秀家。 関ケ原の敗戦を生き延び、八丈島へ島流しされる敗者としての大大名。 秀家がとにかく人間味あって、魅力的。 流れに逆らわない家康と流れにあらがう秀家の対比もなるほどと思わせる。 木下昌輝らしい素晴らしい作品。 宇喜多の楽土 作者: 木下昌輝 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/04/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る