2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧
スープ屋しずくシリーズ3弾。 ミステリー自体は、単純すぎて誰でもすぐに答えが分かる。 このシリーズは、最初から読んで、それぞれの人間模様を眺める作品かなぁ。 途中で読むと多分人間関係は分からない。 最初は面白かったけど、ちょっとマンネリ気味。 …
伊豆韮山の代官「江川太郎左衛門英龍」の生涯を描く。 貧困にあえぐ韮山の代官でありながら、国の将来のため、自費で蘭学、西洋砲術を学ぶ。 黒船来航のはるか前から、国の国防について意見を述べるが、保守派の面々の妨害もあり、なかなか活躍できない時代…
エジプトで発掘作業をしている学者の主人公が、発掘中に発見した石棺から最近亡くなったと思われるミイラが発見される。 エジプト側はこの発見にかん口令を敷き、学者が乗ったフランスへの移動中飛行機が砂漠の真ん中で墜落する。 その砂漠からの生還を求め…
定年を迎えた商社マンの男が、帰りの電車で意識不明となりICUに入院となる。 その男は、親を知らず孤児院で育ち、不幸な身の上でありながら、苦労を大手に見せない人生を送っていた。 その意識不明な状態の中で、家族を始め、孤児院の仲間や、会社時代の同期…
廃校になる女子大学を卒業できなかったワケあるのメンバーが、半年間の合宿形式の補習で卒業の特別講義を受けることに。 それぞれの女性たちのワケある具合が、明らかになっていきながら、それぞれの成長を描く。 大病をした著者ならではの視点という意味で…
落語家のエッセイなどは結構好きなので色々読んでいる。 さん喬師匠は、好きな落語家の喬太郎の師匠という認識。 これ読むと喬太郎とは全く違う系統と思うけど、喬太郎は新作はもちろん面白いけど、古典も上手いのは納得する。 師匠である五代目柳家小さんの…