川のテラスコート

3人の子供と父で暮らしています。子供が学校行っている時はトライアスロンのトレーニングしたり、投資したり、友人と食事したり読書したり。

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「読書感想」【女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。】 ジェーン・スー著 書評

著者らしい女性(主に自身)の一部を切り抜いたエッセイ集。 悪くはないけど予想を裏切ることない内容で、「貴様女子」ほどの面白さは感じられず。 いつもの通りという感じなので、普段のジェーン・スーが好みならば間違いはない。 完全に著者に共感するかど…

子供が成長する瞬間

週末は子供の大会応援。 小さい規模の大会だったので、タイムはイマイチだったものの表彰される。 もちろん親としてもうれしいし頑張りをたたえたけど、子供自身は不満でいっぱいの様子。 こういう姿を見ると 「成長したなぁ」 と思う。 今までは割と結果に…

「読書感想」【私の消滅 】 中村 文則著 書評

精神科医が患者の女性を愛する中で起こった物語。 視点が定まらないので、読みにくい。 構成的には手垢のついた内容で目に付くものはないが、実際の宮崎勉事件を用いた独自の考察や、復讐への人間の暗部の描き方は独自のものが光る。 ただ全体的には平凡な印…

温泉観光ホテルを見直す

今回の家族旅行では、観光ホテルに連泊していた。 今まではハイアットとかオリエンタルとかに泊まることが多かったのだけど、今回はあえて大型の温泉観光ホテルを選択。 これが予想以上に良かった。 個人的には鄙びた温泉旅館とかの方を好んでいたけど、子供…

「読書感想」【硝子の太陽N - ノワール】 書評

新宿署の東弘樹警部補と新宿セブンのメンバーを中心に、沖縄での反米運動が絡んだ事件に迫っていく。 以前シリーズの登場人物が多いので、これだけ読むと関係が分かりずらいかも。 それでもこの物語だけで面白く完結しており、また今後に続く楽しみも残され…

家族旅行

これから北関東、東北へ家族旅行へ。 毎年、ディズニーランドとかユニバーサルとか4-5日泊まって遊ぶ事が多かったけど、今年は普通の観光旅行をすることに。 下の子供はまだディズニーとかが良いみたいだけど、毎年テーマパークというのも芸がないし、普通の…

「読書感想」【スティグマータ】 近藤 史恵著 書評

「サクリファイス」シリーズ。 ツールドフランスが舞台で、チカはアシストに徹している日々。 ドーピングで表舞台を去った勝手に英雄が復帰し、日本でともに戦った人物もヨーロッパのプロチームに。 そして以前にニコラをアシストする立場になったチカの内面…

結果がやる気を出す

日曜日は子供が今年目標としていた大会の一つがあった。 ベストを更新し決勝に。 決勝では順位を落としてしまったけど、それでも本人にとっては充実した内容。 かなり自信になったみたい。 練習への取り組み課題も見つかった模様。 次の大きな大会は10月。 …

「読書感想」【生還せよ】 福田 和代著 書評

自衛隊から内閣府に出向者が、シンガポールで潜入捜査にあたる。 その過程で対象者が殺され、データが行方不明に。 敵と人質を追って、シンガポールからパキスタンへ。 ストーリーだけを追うと面白そうなんだけど、どうもこのシリーズは風呂敷広げるだけで人…

海でのBBQ

昨日は朝から海でBBQ。 末っ子繋がりの家族4家族。 毎年何度もBBQするメンバーだから、何かにつけて手際が良い。 わざわざ誰が何を持ってくるとか細かく決めなくても、大体各自適当に用意していくので、20人くらいまでのBBQならいつでもすぐに開催できる。 …

「読書感想」【裸の華】 桜木 紫乃著 書評

桜木紫乃のいつものパターンの北海道を舞台にした影のある女性の物語。 怪我でストリッパーを引退した主人公が故郷に帰り、ダンスショーが売りのバーを開く。 その過程で出会ったダンサー、バーテンダーとの関わりの中で、主人公の心の動きが丁寧に描写され…

夏休みの忙しさ

今週は合宿で一人子供がいないから結構楽なはずなんだけど、相変わらずバタバタ。 週末は試合あったりするし、平日は毎日昼と夕方から練習。 スケジュールが決まっているので子供がダラダラしないのは良いのだけど、わずかな空き時間の午前中に釣り行ったり…

「読書感想」【ブラック・ドッグ】 葉真中 顕著 書評

ペットブームに警告を鳴らす。 人気の犬種を育てる裏で、商品として欠陥として扱われる犬。 人間とペットでは何が違うのかという主張の団体が、欠陥品として育てられた犬とともに人間社会への復讐を始める。 正直読んでいて気持ちいい物語ではない。 それで…

「読書感想」【帰郷】 浅田次郎著 書評

浅田次郎が輝く分野の、戦時中の一般兵を描く戦争小説の短編集。 名もなき人々の心の内を描きながら、反戦を伝えるスタイルは浅田次郎の真骨頂。 故郷に残した家族への思いや、戦後の帰還兵の生活を通した描写はまさに当時の時代の市井の人々の生活、息遣い…

「読書感想」【曙光(しょこう)の街】 今野敏著

倉島警部補シリーズ 1冊目。 大昔に読んだはずだけど内容すっかり忘れているので、シリーズ4作目の「防諜捜査」の記憶も新しいうちに再読。 日露混血のスパイが日本のヤクザの組長を殺すために、日本人に成りすませて来日。 後に活躍する倉島警部補はまだや…

大会結果

いつもは所属のクラブで大会にエントリーするけど、昨日は学校登録での参加の大会に出た子供。 リレーなんかはいつものメンバーと違うけど、学校メンバーの方がより盛り上がる。 去年に続き今年も一番輝くメダルを貰える。 頑張った。 ただ本人はもうちょっ…

「読書感想」【ポーラースター ゲバラ覚醒】 海堂 尊著

キューバ革命の首謀者ゲバラを描く。 今回は医学生の時代を中心に若い時の話で、どうやら今後も続くらしい。 題材は興味ある人物なんだけど、如何せん描写が冗長すぎる。 読んでいて飽きる。 海堂尊らしいゲバラを描こうとしているのだろうけど、史実と違う…

元義理の親が意識不明との連絡で

週末、元義理の親にあたる人が意識不明でもう助かる見込みがないとの連絡があった。 脳梗塞で急な出来事であり、また離れている場所ということもあり、対応を考えた。 自分にとっては血縁としては関係がない間柄だけど、子供にとっては今交流は全くなくても…