2018-05-15 「読書感想」【半島へ 陸自山岳連隊】数多久遠 著 書評 読書 北朝鮮の崩壊に合わせて、天然痘の研究施設からのウィルスを奪う任務と、拉致被害者たちの救出を図る任務を帯びた自衛隊隊員たちの活躍を描く。 スケール的には大きな話だけに、全体ストーリーはともかく描き方が急ぎすぎで細部を描けていないので、あっさりと展開が進んでしまい重厚感が得ていないのは残念。 実際の自衛隊出身の著者だけに、軍事的な描写はさすがに詳しい。 政治家や、マスコミの絡みもありがちながら、悪くはない。 もっとボリュームだして、読み応えある作品にするとよかったのに。 半島へ 陸自山岳連隊 作者: 数多久遠 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2017/04/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る