2016-06-01 「読書感想」【人魚の眠る家】 東野 圭吾著 読書 小学校入学前の娘が、プールの事故で意識不明に。 小学校入学を機に離婚予定だった夫婦は娘の脳死状態を信じられず、夫の会社で研究している方法を利用し娘を生かし続ける。 この手の作品を描かせると東野圭吾はさすがに上手い。 ミステリー色はないけど、人の心の奥深くの描き方と現代技術を絡め生死に迫っていくのは著者ならではの作風。 最近の東野圭吾は一時期の迷走から戻ってきて、初期の頃のような作品を期待するものとしてはうれしい限り。 人魚の眠る家 作者: 東野圭吾 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/11/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (12件) を見る