川のテラスコート

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「読書感想」【幸せのプチ ――町の名は琥珀】 朱川 湊人著 書評

朱川湊人らしい、ノスタルジーあふれる展開で登場人物達の心情にじんわりくる作品でおすすめ。

 

舞台は都内の下町の架空の琥珀という町。

そこで暮らす人々の日常に起こる出来事に、少しの偶然と奇跡が起こり、一定の時間が過ぎて思い出に変わっていく。

本当に朱川湊人のこのノスタルジーを感じさせる路線は素晴らしい。

 

昭和40年、50年頃の描写もなつかしさを出しながら、違和感なく、現代の物語へと引き継いでいく。

 

幸せのプチ ――町の名は琥珀

幸せのプチ ――町の名は琥珀