2016-12-15 「読書感想」【幸せのプチ ――町の名は琥珀】 朱川 湊人著 書評 読書 朱川湊人らしい、ノスタルジーあふれる展開で登場人物達の心情にじんわりくる作品でおすすめ。 舞台は都内の下町の架空の琥珀という町。 そこで暮らす人々の日常に起こる出来事に、少しの偶然と奇跡が起こり、一定の時間が過ぎて思い出に変わっていく。 本当に朱川湊人のこのノスタルジーを感じさせる路線は素晴らしい。 昭和40年、50年頃の描写もなつかしさを出しながら、違和感なく、現代の物語へと引き継いでいく。 幸せのプチ ――町の名は琥珀 作者: 朱川湊人 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2016/11/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る