「読書感想」【米朝開戦 2】マーク グリーニー著 書評
北朝鮮が舞台のシリーズ2作目。
豊富な鉱物開発のために北朝鮮が目に付けたのは、金のためには悪事もいとわない表の顔を合法的な活動をしているが裏の顔も持ち合わせる組織。
その組織の協力を得て、着々とミサイル部品の購入や、資源開発の人物、機械を準備。
そんな状況を打破しようと、ライアン大統領は潜入捜査を許可する。
一方ライアンJr達は任務中に北朝鮮の暗殺者たちから辛くも脱出するが、大事な容疑者をころされてしまう。
「読書感想」【米朝開戦 1】マーク グリーニー著 書評
北朝鮮の鉱物採掘に絡む展開のジャックライアンシリーズ。
ベトナムで元CIAの人物がザ・キャンパスの工作員の面々の目の前で殺害される。
始めから北朝鮮の独尊的なふるまいで、これからのいつものメンバーの活躍と困難さが予感される内容。
いつものような綿密なプロットに沿ったであろう序章。
「読書感想」【泥濘】黒川博行著 書評
疫病神シリーズ。
相変わらずの金のにおいを嗅ぎつけるのが上手いヤクザの桑原と振り回される建設コンサルの二宮の絡みが面白い。
オレオレ詐欺にかかわる警察OBの親睦団体と裏にいる対立組織を相手に、テンポ良く話が進む。
次々起こる事件を潜り抜け、何とか収まるところに収まる安心感は楽しく読み進めることができる。
このシリーズは本当に面白い。