他のカエルとの争いから逃げていたアマガエルが、ついに安住の地と思われるツチガエルの住む国に到着。
始めは楽園と思われた理由が他のカエルと争わないという戒律で守られていたからなのか、それとも他の理由だったのか、次第にウシガエルの侵略におびえることに。
うーむ、話としてはよく出来ているのだけど、百田尚樹が書いたとなると政治的メッセージが強すぎるというか…
反面、作家だからこその物語としての表現する事にはさすがと思わせる部分もあり…
百田尚樹は力がある作家だから、変に政治的な意図はなく、もっと心に響き人間ドラマの小説を描いてほしい。