2016-08-13 「読書感想」【生還せよ】 福田 和代著 書評 読書 自衛隊から内閣府に出向者が、シンガポールで潜入捜査にあたる。 その過程で対象者が殺され、データが行方不明に。 敵と人質を追って、シンガポールからパキスタンへ。 ストーリーだけを追うと面白そうなんだけど、どうもこのシリーズは風呂敷広げるだけで人物描写は薄っぺらだし、事件への迫り方もあらすじ読んでいるみたいで味気ない。 背景取材とかはしっかりしている感じはするのだけど、どうも物語が単調なので読み終わっても充実感がない。 まだ続きそうな終わり方だけど、もうちょっと何とかしてほしいシリーズである。 生還せよ 作者: 福田和代 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2016/06/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る