結婚し、義理の母親と喫茶店で働く佐知子。
彼女の親友は、女性アイドルグループのマネージャーとして有名だったが、そのグループが解散し、急に結婚を焦ることにある。
そんな彼女との距離感が次第に離れていくことに。
結婚しているかしていないか、子供の有無などで色分けされる女性の焦りを描いているのはわかるけど、ちょっとステレオタイプ過ぎか。
良くも悪くも、女性の描き方はいつもの著者らしいけど、このパターンは飽きがくるというかあまり広がらない。
安定感はあるけど、もうひとつ突き抜けた女性を描く作品を読みたい作家。