川のテラスコート

3人の子供と父で暮らしています。子供が学校行っている時はトライアスロンのトレーニングしたり、投資したり、友人と食事したり読書したり。

2016-01-01から1年間の記事一覧

「読書感想」【金メダル男】 内村 光良著 書評

田舎で生まれた男が小学校の徒競走で1番になって、1番になる快感に目覚める。 それからの彼は何でも一番を目指し小学校時代は数々の記録を作るが段々と平凡になっていき、また色々手を出すがすぐに挫折。 東京オリンピックの時に生まれた男が、挫折を乗り越…

「読書感想」【ラストナイト】 薬丸 岳著 書評

刑務所に繰り返し入所する顔中に入れ墨を入れている男。 なぜ彼は出所後すぐに罪を犯すのかが物語が進んでいくことで明らかになる。 読み進めていくうちに何となく理由が分かって来るけど、それでも全体を通して悲しい主人公の人間ドラマが様々な出来事に関…

夏の温泉

昨日は子供の朝連終わってから、祖父母も誘って温泉へ。 昼の露店風呂も夜の露天風呂の雰囲気抜群。 夕飯まで食べてすっかりリラックス。 中々家族そろって出かける時間を確保するのは難しくなってくるけど、出来るだけ粘りたい。 幸い我が家の子供たちはみ…

「読書感想」【英雄の条件】 本城 雅人著 書評

メジャーリーグを舞台にしたドーピング疑惑。 ドーピングを主導したドクターの投与したノートが見つかり、現在は日本球界で活躍する人気選手の名前も疑惑メンバーとして上がる。 著者の得意な野球分野を舞台としており、面白い。 球界のドーピング事情にも明…

「読書感想」【女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。】 ジェーン・スー著 書評

著者らしい女性(主に自身)の一部を切り抜いたエッセイ集。 悪くはないけど予想を裏切ることない内容で、「貴様女子」ほどの面白さは感じられず。 いつもの通りという感じなので、普段のジェーン・スーが好みならば間違いはない。 完全に著者に共感するかど…

子供が成長する瞬間

週末は子供の大会応援。 小さい規模の大会だったので、タイムはイマイチだったものの表彰される。 もちろん親としてもうれしいし頑張りをたたえたけど、子供自身は不満でいっぱいの様子。 こういう姿を見ると 「成長したなぁ」 と思う。 今までは割と結果に…

「読書感想」【私の消滅 】 中村 文則著 書評

精神科医が患者の女性を愛する中で起こった物語。 視点が定まらないので、読みにくい。 構成的には手垢のついた内容で目に付くものはないが、実際の宮崎勉事件を用いた独自の考察や、復讐への人間の暗部の描き方は独自のものが光る。 ただ全体的には平凡な印…

温泉観光ホテルを見直す

今回の家族旅行では、観光ホテルに連泊していた。 今まではハイアットとかオリエンタルとかに泊まることが多かったのだけど、今回はあえて大型の温泉観光ホテルを選択。 これが予想以上に良かった。 個人的には鄙びた温泉旅館とかの方を好んでいたけど、子供…

「読書感想」【硝子の太陽N - ノワール】 書評

新宿署の東弘樹警部補と新宿セブンのメンバーを中心に、沖縄での反米運動が絡んだ事件に迫っていく。 以前シリーズの登場人物が多いので、これだけ読むと関係が分かりずらいかも。 それでもこの物語だけで面白く完結しており、また今後に続く楽しみも残され…

家族旅行

これから北関東、東北へ家族旅行へ。 毎年、ディズニーランドとかユニバーサルとか4-5日泊まって遊ぶ事が多かったけど、今年は普通の観光旅行をすることに。 下の子供はまだディズニーとかが良いみたいだけど、毎年テーマパークというのも芸がないし、普通の…

「読書感想」【スティグマータ】 近藤 史恵著 書評

「サクリファイス」シリーズ。 ツールドフランスが舞台で、チカはアシストに徹している日々。 ドーピングで表舞台を去った勝手に英雄が復帰し、日本でともに戦った人物もヨーロッパのプロチームに。 そして以前にニコラをアシストする立場になったチカの内面…

結果がやる気を出す

日曜日は子供が今年目標としていた大会の一つがあった。 ベストを更新し決勝に。 決勝では順位を落としてしまったけど、それでも本人にとっては充実した内容。 かなり自信になったみたい。 練習への取り組み課題も見つかった模様。 次の大きな大会は10月。 …

「読書感想」【生還せよ】 福田 和代著 書評

自衛隊から内閣府に出向者が、シンガポールで潜入捜査にあたる。 その過程で対象者が殺され、データが行方不明に。 敵と人質を追って、シンガポールからパキスタンへ。 ストーリーだけを追うと面白そうなんだけど、どうもこのシリーズは風呂敷広げるだけで人…

海でのBBQ

昨日は朝から海でBBQ。 末っ子繋がりの家族4家族。 毎年何度もBBQするメンバーだから、何かにつけて手際が良い。 わざわざ誰が何を持ってくるとか細かく決めなくても、大体各自適当に用意していくので、20人くらいまでのBBQならいつでもすぐに開催できる。 …

「読書感想」【裸の華】 桜木 紫乃著 書評

桜木紫乃のいつものパターンの北海道を舞台にした影のある女性の物語。 怪我でストリッパーを引退した主人公が故郷に帰り、ダンスショーが売りのバーを開く。 その過程で出会ったダンサー、バーテンダーとの関わりの中で、主人公の心の動きが丁寧に描写され…

夏休みの忙しさ

今週は合宿で一人子供がいないから結構楽なはずなんだけど、相変わらずバタバタ。 週末は試合あったりするし、平日は毎日昼と夕方から練習。 スケジュールが決まっているので子供がダラダラしないのは良いのだけど、わずかな空き時間の午前中に釣り行ったり…

「読書感想」【ブラック・ドッグ】 葉真中 顕著 書評

ペットブームに警告を鳴らす。 人気の犬種を育てる裏で、商品として欠陥として扱われる犬。 人間とペットでは何が違うのかという主張の団体が、欠陥品として育てられた犬とともに人間社会への復讐を始める。 正直読んでいて気持ちいい物語ではない。 それで…

「読書感想」【帰郷】 浅田次郎著 書評

浅田次郎が輝く分野の、戦時中の一般兵を描く戦争小説の短編集。 名もなき人々の心の内を描きながら、反戦を伝えるスタイルは浅田次郎の真骨頂。 故郷に残した家族への思いや、戦後の帰還兵の生活を通した描写はまさに当時の時代の市井の人々の生活、息遣い…

「読書感想」【曙光(しょこう)の街】 今野敏著

倉島警部補シリーズ 1冊目。 大昔に読んだはずだけど内容すっかり忘れているので、シリーズ4作目の「防諜捜査」の記憶も新しいうちに再読。 日露混血のスパイが日本のヤクザの組長を殺すために、日本人に成りすませて来日。 後に活躍する倉島警部補はまだや…

大会結果

いつもは所属のクラブで大会にエントリーするけど、昨日は学校登録での参加の大会に出た子供。 リレーなんかはいつものメンバーと違うけど、学校メンバーの方がより盛り上がる。 去年に続き今年も一番輝くメダルを貰える。 頑張った。 ただ本人はもうちょっ…

「読書感想」【ポーラースター ゲバラ覚醒】 海堂 尊著

キューバ革命の首謀者ゲバラを描く。 今回は医学生の時代を中心に若い時の話で、どうやら今後も続くらしい。 題材は興味ある人物なんだけど、如何せん描写が冗長すぎる。 読んでいて飽きる。 海堂尊らしいゲバラを描こうとしているのだろうけど、史実と違う…

元義理の親が意識不明との連絡で

週末、元義理の親にあたる人が意識不明でもう助かる見込みがないとの連絡があった。 脳梗塞で急な出来事であり、また離れている場所ということもあり、対応を考えた。 自分にとっては血縁としては関係がない間柄だけど、子供にとっては今交流は全くなくても…

個人懇談週間でダメージ大

今週は夏休みに入って、子供の個人懇談が続いてけど今日でひと段落。 真ん中の子供は全てにおいて文句なしだったけど、上と下の子供は色々と子供と話さないと行けない話題が出てきた。 でもなんかもう子供叱るのも疲れるんだよね。 叱ったり、注意したりする…

「読書感想」【岳飛伝 十七 星斗の章】 北方 謙三著

ついに岳飛伝も最終章。 一気に戦いの展開が大胆に動いて、岳飛、秦容、呼延凌が大活躍。 心暑くなる物語が展開。 戦闘シーンも良いが、今までの戦いで生き残った人物達の登場シーンも良かった。 途中惰性で進んでいた展開もあったけど、ラストまで来ればこ…

「読書感想」 【マルセイユ・ルーレット】 本城 雅人著

ヨーロッパサッカーの八百長を舞台にした人間模様。 プレイヤー、捜査官、アカデミーなどに関わる人達の関係がうまく物語に絡まり、また本城雅人らしいスポーツをとことんリアルに描く描写がうまくストーリーに嵌っていく。 本城雅人の緻密な取材は見事の一…

親子共々5週間の夏休みに突入

今日から子供たちが夏休み突入。 必然的に、親も夏休みに突入。 出来るだけ一緒に遊ぶのに、夏休みの長期休暇は魅力だけど、今年はそろそろ毎日子供と遊ぶのは無理になりつつある。 上の子は補習等で忙しいし、真ん中と末っ子も練習三昧。 完全に子供がオフ…

「読書感想」【防諜捜査】 今野 敏著

公安の倉島警部補シリーズ。 今野敏は色々な警察モノを描くけど、このシリーズは面白い。 隠蔽操作シリーズと並ぶ面白さ。 最初はやる気がなかった倉島警部補が、今や自分で案件を見つけて手掛ける作業班のメンバーに。 事故扱いのロシア人女性が電車で轢か…

人助けをした子供と親の心境

塾帰りで帰りがいつもよりかなり遅かった子供。 理由を聞いたら、公園前で小学校1年生位の男の子が大泣きしていたから保護していたらしい。 一度は子供自身が自宅を目指して歩き始めたらしいけど、結局分からなく元の公園で親を待っていたら、会えたとの事で…

蜂との攻防1週間目

この1週間ミツバチなのかアシナガ蜂なのか翌わからないが玄関前にハチの巣を作り困っている。 最初は手すりに作ってあるのを発見し、子供が怖がるので除去。 でもまた数時間後には出かけていた蜂なのか、また数匹集まって来る。 そして朝になるとまた小さな…

「読書感想」【ツバキ文具店】 小川 糸著

鎌倉の文房具店の店主が主人公。 祖母が亡くなり小さな文房具店を継ぐことにしたが、文房具店よりも大事な仕事が代書業。 離婚報告、借金の謝絶、絶縁状などの依頼を通して、人間模様をゆったりと描いていく。 また鎌倉の地元住民とも、ゆるゆると良い関係を…